Azure Service Bus アダプター

仕組み

このアダプターは、Socket.IOクラスターのノード間でメッセージを転送するためにAzure Service Busサービスを使用します。

このアダプターのソースコードはこちらにあります。

サポートされている機能

機能	socket.io バージョン	サポート
ソケット管理	4.0.0	✅ はい (バージョン0.1.0以降)
サーバー間通信	4.1.0	✅ はい (バージョン0.1.0以降)
確認応答付きブロードキャスト	4.5.0	✅ はい (バージョン0.1.0以降)
接続状態の復旧	4.6.0	❌ いいえ

インストール

npm install @socket.io/azure-service-bus-adapter

使用方法

import { ServiceBusClient, ServiceBusAdministrationClient } from "@azure/service-bus";
import { Server } from "socket.io";
import { createAdapter } from "@socket.io/azure-service-bus-adapter";

const connectionString = "Endpoint=...";

const serviceBusClient = new ServiceBusClient(connectionString);
const serviceBusAdminClient = new ServiceBusAdministrationClient(connectionString);

const io = new Server({
  adapter: createAdapter(serviceBusClient, serviceBusAdminClient)
});

// wait for the creation of the subscription
await io.of("/").adapter.init();

io.listen(3000);

オプション

名前	説明	デフォルト値
topicName	トピックの名前。	socket.io
topicOptions	トピックの作成に使用されるオプション。	-
subscriptionPrefix	サブスクリプションのプレフィックス（クラスター内のSocket.IOサーバーごとに1つのサブスクリプションが作成されます）。	socket.io
receiverOptions	サブスクリプションの作成に使用されるオプション。	-
topicOptions	レシーバーの作成に使用されるオプション。	-
heartbeatInterval	2つのハートビートの間隔（ミリ秒単位）。	5_000
heartbeatTimeout	ノードがダウンしていると見なすまでのハートビートがない時間（ミリ秒単位）。	10_000

最新リリース

バージョン	リリース日	リリースノート	差分
0.1.0	2024年3月	リンク	-

完全な変更履歴