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バージョン: 4.x

バージョン 4.7.0

2023年6月22日

サーバー​

バグ修正​

  • socket.data型からPartial修飾子を削除 (#4740) (e5c62ca)

機能​

WebTransportのサポート​

Socket.IOサーバーは、基盤となるトランスポートとしてWebTransportを使用できるようになりました。

WebTransportは、HTTP/3プロトコルを双方向トランスポートとして使用するWeb APIです。WebクライアントとHTTP/3サーバー間の双方向通信を目的としています。

参照

WebTransportのサポートがNode.jsに実装されるまで、@fails-components/webtransportパッケージを使用できます。

import { readFileSync } from "fs";
import { createServer } from "https";
import { Server } from "socket.io";
import { Http3Server } from "@fails-components/webtransport";

// WARNING: the total length of the validity period MUST NOT exceed two weeks (https://w3c.github.io/webtransport/#custom-certificate-requirements)
const cert = readFileSync("/path/to/my/cert.pem");
const key = readFileSync("/path/to/my/key.pem");

const httpsServer = createServer({
  key,
  cert
});

httpsServer.listen(3000);

const io = new Server(httpsServer, {
  transports: ["polling", "websocket", "webtransport"] // WebTransport is not enabled by default
});

const h3Server = new Http3Server({
  port: 3000,
  host: "0.0.0.0",
  secret: "changeit",
  cert,
  privKey: key,
});

(async () => {
  const stream = await h3Server.sessionStream("/engine.io/");
  const sessionReader = stream.getReader();

  while (true) {
    const { done, value } = await sessionReader.read();
    if (done) {
      break;
    }
    io.engine.onWebTransportSession(value);
  }
})();

h3Server.startServer();

123b68cに追加されました。

CORSヘッダー付きのクライアントバンドル​

バンドルには、適切なAccess-Control-Allow-xxxヘッダーが含まれるようになりました。

63f181cに追加されました。

依存関係​

クライアント​

バグ修正​

  • 接続時のタイムアウトエラーを適切に報告 (5bc94b5)
  • setTimeoutとclearTimeout呼び出しで同じスコープを使用 (#1568) (f2892ab)

機能​

WebTransportのサポート​

Socket.IOクライアントは、基盤となるトランスポートとしてWebTransportを使用できるようになりました。

WebTransportは、HTTP/3プロトコルを双方向トランスポートとして使用するWeb APIです。WebクライアントとHTTP/3サーバー間の双方向通信を目的としています。

参照

Node.jsクライアントの場合：WebTransportのサポートがNode.jsに実装されるまで、@fails-components/webtransportパッケージを使用できます。

import { WebTransport } from "@fails-components/webtransport";

global.WebTransport = WebTransport;

7195c0fに追加されました。

withCredentialsオプションをtrueに設定すると、Node.jsクライアントはCookieをHTTPリクエストに含めるようになり、Cookieベースのスティッキセッションでの使用が容易になります。

import { io } from "socket.io-client";

const socket = io("https://example.com", {
  withCredentials: true
});

5fc88a6に追加されました。

デバッグログ付きESMビルドの条件付きインポート​

デフォルトでは、ESMビルドはバンドルサイズを増加させるため、ブラウザ環境ではdebugパッケージを含みません（16b6569を参照）。

つまり、残念ながら、localStorage.debug = ...属性を設定した場合でも、デバッグログは開発者ツールのコンソールでは使用できません。

条件付きインポートを使用して、debugパッケージを含むビルドをインポートできるようになりました。Viteを使った例

import { defineConfig } from 'vite'
import react from '@vitejs/plugin-react'

export default defineConfig({
  plugins: [react()],
  server: {
    port: 4000
  },
  resolve: {
    conditions: ["development"]
  }
})

参照: https://v2.vitejs.dev/config/#resolve-conditions

781d753に追加されました。

依存関係​